朝霞・志木・新座に地域密着 学習塾の萌学舎|小学生・中学生対象。高校受験を責任指導します

跡見学園中学・高校

私立
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門のイメージ
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

卒業生の「わが校」紹介

林未織さん(2004年 萌学舎卒業生)

私が通う跡見学園は日本で最初に設立された私立女子校で、「ごきげんよう」の挨拶から始まる伝統ある学校です。しかし、きちんとした中にものびやかな雰囲気があり、実際に大学を都内に移すなどニーズに合わせて日々進化しています▼跡見の生徒は皆礼儀正しく明るい子ばかりです。休み時間はどのクラスからも笑いが絶えませんが、授業中は真面目に教師の話を聞くけじめもあります。ウィーン少年合唱団をはじめとするさまざまな質の高い芸術と文化に触れる機会が他校に比べて多く、この環境がそのような跡見生を育てているのだと思います▼授業は英語と数学を習熟度別にクラス分けし、重要な科目で教師が生徒一人一人をしっかりと見てくれます▼私はこの6年間で尊敬できる先生と多くの良友にめぐまれました。きっと充実した学生生活を送れると思います。多くの方に跡見学園の良さを知っていただきたいです▼最後に、跡見学園を見学される機会がありましたら是非清潔なお手洗いをご覧になってください。(笑)

学校説明会報告

2013年 2012年 2011年 2010年

2013年(角)

跡見中は、女子の私立中高一貫校。丸ノ内線の茗荷谷駅から徒歩2分。志木からなら30分と少しの距離です。創立以来138年の歴史をもつ超伝統校ですが、今回の学校説明会は「変わる跡見」と題された、非常に意欲的なものでした。

校長先生・副校長先生の話に続いて登場したのが、校務部長。この方は、2年前に跡見に移ってきたとのことで、まだかなり若く見えましたが、学校改革を主導している中心人物らしく、ところどころに挑戦的な言葉も混ぜながら、今現在実行中の改革の状況を熱っぽく説明してくれました。

その方向性は、ひらたい言葉で言えば「進学校化」ということです。今年度から「跡見学校」と呼ばれる2泊3日の勉強合宿を実施。カリキュラムが私立文系に偏っていたのを改善すべく、国公立大学・理系むけにカリキュラムを改訂。生徒の自学自習をうながすべく、図書室の利用可能時間の延長。などなど、大小さまざまな面での取りくみを紹介していました。

「『受験のための勉強』と『本当の勉強』は相反しない」という言葉が象徴的でした。「これに反対される先生もいらっしゃいますが、私はそう信じています」とのくだりは、いかにも、内部の抵抗勢力と闘っています、といった雰囲気で、多少のあやうさも感じさせましたが、しかし、決然たる意志をもって改革を進めている様子でした。

伝統的に跡見には、「ごきげんよう」に代表される、おっとりしたお嬢様校の側面があります。しかし、「伝統とは、よりよく変えていくべきものであり、そうでなければ伝統なんて意味がない」と言い放つ語気は鋭く、もちろん塾対象の説明会であったので多少のリップサービスのようなものも入れていたのかもしれませんが、進学校化にかける本気度は伝わってきました。

去年、跡見高から跡見大学に進学したのは卒業生228名中20名で、すでに跡見は単なる付属校ではなくなっています。また、私は2年前にもここの学校説明会に参加しましたが、そのときから既に進学校を目指すという話を校長先生がされており、「7限目補習」などもこの時期に始まっています。ですから、この改革は、新参の先生が一朝一夕にぶち上げた、というような「やわ」なものではありません。

2013年の国公立大学合格者は、11→12→11→22名と推移して、今年は24名で、京大合格者が出ています。早慶上智の合格者は、27→61→43→43名と来て、今年は70名です(進学は30名)。同偏差値帯の学校(三輪田、十文字等)と比べて、はっきりといい結果が出ていると思います。

塾対象の説明会ではめずらしく、保健主任の先生の話がありました。女子中らしい生徒の心身へのこまやか配慮がうかがえました。また、算数の試験問題をとっつきやすい問題に変えるとのことです。「答えが、239分の13とか、ありえないですよね」と社会科主任の先生が力をこめておっしゃっていました。最後に、夏服を新しく作るという話も、重要な情報かもしれません。

全体的な印象としては、即断は難しいものの、「進学校」として選べるレベルになってきたように感じました。少なくとも、入学後にのんびり、ゆったりしすぎて勉強しなくなる、という心配はなさそうです。検討に値する学校だと思います。

2012年(加藤)

嶋田英誠氏が今年4月から校長になっています。説明会冒頭、嶋田校長は次のような話をしました。
跡見花蹊、36歳のとき、1875年(明治8年)に跡見学校を開校。同年お茶ノ水女子大の前身である東京女子師範学校、神戸女学院が開校。前年にはフェリスが開校しています。跡見は日本人によるはじめての私立女子校です。
その十数年前、跡見花蹊は20歳のころ、父と大坂中ノ島で跡見塾を開いていて、福沢諭吉とも接点があったようです。親戚には勤皇派の人間が多くいて、幕府との争いで亡くなった人もいました。そのような背景をもつ跡見花蹊にとって、明治の社会はまさに「血であがなった」ものでありました。花蹊には、そのような社会を担っていく女性の人材を育てたいという強い思いがあったのではないでしょうか。20世紀において跡見は「花嫁学校」として位置づけられていた面もありましたが、跡見花蹊の思いを生かし、進学校としてやっていきたい、生徒の望む大学へ進学させたい、との校長先生のお話でした。

国公立は22名で昨年と同数。
明治30→33、青山29→36、立教40→48、中央11→15、法政25→43と増加していますが、
早慶は減っています。早稲田21→14、慶応9→8

土曜は4時間授業。
夏期講習は無料だが教材費がかかる。日数は2~3週間。
教員は専任が67名、非常勤が約60名。
通塾率については、高3で3分の1が通っているのではないか(個別指導も含めて)とのことでした。

受験者数は減少しています。927名(2010年)→729名
実質倍率2.5倍(2010年)→1.9倍
繰上げ合格者が多数45名出ています。(2010年は62名)
2013年度入試は、「基礎学力を問う」ものにし、正答率がアップするようにします。

2011年(角)

跡見は、1875年創立の歴史をもつ私立女子中・高です。茗荷谷駅から徒歩2分の立地は、近所に筑波大やお茶の水女子大などが位置する高級住宅街です。

跡見の最大の魅力は、このような伝統・環境にささえられる校風、「ごきげんよう」というあいさつに代表される教育精神であるといえます。

一方で、進学実績という切り口で見ると、ここ最近ややもの足りないものがあったのも事実です。入学する生徒も、いわゆる「進学校」としての役割以外のものを、跡見には期待していたと思います。説明会では、教師の目から見た跡見生の性格を、「大変なものから逃げてしまう」「(指定校推薦に)飛びついてくる」などの言葉で説明されていました。5教科7科目を勉強する必要がある国公立大への進学率が3%というのも、跡見生の気風をよく表していると思います。

2年前、このような状況で着任した新校長は「7限目プロジェクト」を開始。進学者数を大きく伸ばしました。今年は昨年と比べるとやや数字は落としましたが、改革前と比べれば成果が上がっています。

跡見には、長い伝統がもつすばらしい魅力があります。では、進学指導の面ではどうか? その不安に対して、ある程度、今の跡見は答えを出せていると思います。ぜひ、検討してほしい学校の一つです。

2010年(千野)

通学するにあたって、東武東上線で池袋駅に出て丸ノ内線に乗り換えて茗荷谷駅に出るか、有楽町線に乗り換えて護国寺駅から歩くかのどちらかになります。通学時間は、志木駅から丸ノ内線経由で45~50分程度です。
校舎をはじめ設備はとてもきれいでした。とてもコンパクトで効率的という印象です。
昼休みの生徒の様子を少しだけ見ることができましたが、特に服装が乱れている生徒もおらず、とても好印象でした。
「ごきげんよう」の挨拶で始まる跡見学園の学園生活ですが、疑問に感じる部分もありました。教職員の立ち居振る舞いや言葉遣いです。「ごきげんよう」の挨拶も、他の職員と話しながらこちらを向かずにただ叫んでいるだけでは意味がないと思いますし、校長先生の話をした際に、校長先生に敬語を使う教職員は、接していて違和感がかなりありました。
また、成績が芳しくない生徒に対しては、7時限目まで補習を組むなど面倒見のよい面がある一方で、責任の所在が曖昧になりがちな時間講師の割合が多い(約46%)という事も留意すべき点でしょう。
気になる進学実績についてですが、
国公立大の合格者数は近年10名前後で推移しており、2010年度も12名で特に向上している訳ではありません。早慶上理の合格者数については、実数を明かしてくれなかったものの、「昨年度に比べれば多くなっている」との事でした。その中で興味深いのは、立教への合格者・進学者が共に増えているという事です。これについては、「生徒たちに立地が好まれ受験者数が増えているのではないか」と分析していました。
2010年度に跡見学園女子大学へ進学しているのは、全体の約19%程度で、他大へ進学した生徒は約74.5%にもなります。この数字だけ見ると、他大への進学に対してとても積極的な印象を受けますが、実際のところ、上位校へ進学している生徒のほとんどは、勉強に対して高い意識を持っており、塾や予備校へも通っているようです。つまり、学校の勉強だけでは上位校への進学は厳しいのが現状のようです。
ちなみに、跡見学園女子大学へは、内申の平均が3.2以上であれば推薦で入学することが可能です。しかし、他大を受験する際にはこの権利を放棄しなければなりません。
ここまで、入試担当の方と話していて思ったのは、やはり進学校ではなく付属校であるという事です。他大への進学も視野に入れた指導はしているものの、基本的にはゆったりとした校風である事が垣間見えました。よって、少しでも上の大学へ進学したいという思いがあれば、少しもの足りなく感じてしまうかもしれません。

←「学校情報」へ戻る

学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門のイメージ
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

<

入塾をご検討の方へ

二週間の無料体験授業をしていただけます

萌学舎の生徒のほとんどは無料体験授業で該当するクラスの授業に参加してから、入塾を決定しています。商品を購入するのに、その中身がわからないまま買う人はいません。ぜひ、実際に授業を受け、納得なさってからお入り下さい。