朝霞・志木・新座に地域密着 学習塾の萌学舎|小学生・中学生対象。高校受験を責任指導します

細田学園高校

私立
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門のイメージ
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

学校説明会報告

2016年 2014年 2013年 2010年 2009年 2008年

2016年(角)

細田学園は、志木駅から徒歩12分の私立高校。萌学舎からの距離では、慶応志木、立教新座に次いで近い学校です。

創立95周年。古くは女子校から始まり、調理師コースとバレーボール部ぐらいしか特長のない学校でしたが、近年飛躍的に合格実績を伸ばしました。私は2010年に細田学園の学校説明会に参加しまして、そのときの学校紹介で「細田学園は変わりつつある」「先入観をもたずに検討する価値がある学校になった」と書きました。

細田学園はそこからさらに変わり続けました。特進コースをつくり、さらにその上に特進Hコースをつくり、2013年には、東大合格者を1名、早慶上智合格者を20名出すなど、すっかり進学校らしくなりました。新校舎も建て、調理師コースは既に募集停止となりました。私が朝霞高校で高校生をやっていたときは、細田は「だぼそ」と呼ばれて馬鹿にされていたものですが、実に隔世の感があります。

と、手ばなしで褒めたいところだったのですが、残念なことに、2015年は大きく実績を落としました。早慶上智の合格者はわずか1名です。説明会では過去3年間の平均値で実績の紹介をしていましたが、苦肉の策でしょう。確かに、この偏差値帯の学校だと、進学実績と言える数字のほとんどは上位コースのわずかな生徒が複数校受験で出しますから、当たり外れが大きい部分はあろうかと思います。進学校への道はまだまだ遠そうです。

とはいえ、長期的な視点で見て、細田が伸びている学校に分類されることには疑いがありません。以前に比べて、地元4市の入学者数が1.5倍になったそうです。地元の評判が上がっているのは喜ばしいことです。また、今年から定員を大きく増加(320→440人)するそうで、かなり思いきった数字です。

昨年8月に落成した新校舎は、落ちついて現代的な気持ちのいい建物でした。特に、階段や廊下の壁に数千冊もの本がずらりと並んでいて、生徒が手に取れるようになっていたのが、個人的にはとても好印象でした。

今回の学校説明会では、授業見学もありました。見学した塾の教師たちの間で最も注目度が高かったのが、オンライン英会話の授業です。インターネットを通じて、フィンピン人講師と生徒が一対一で会話をするシステムです。会話や発音など、日本人教師だけでは対応が難しい部分をうまくサポートできるシステムだと思います。

全体としては、普通にいい学校になったと思います。進学校としてはまだまだ。特に上位コースは推薦基準もそれなりに高いので、安定した実績を期待したいところです。しかし、学校全体として長期間継続して工夫を続けている姿勢はすばらしく、私も見習いたいと思います。

2014年(加藤)

東武東上線「志木駅」東口より徒歩12分。創立100周年に向けて2013年よりキャンパスの建て替え工事が進行中です。来年秋には第1期工事が完了するそうです。近年は地元からの受験者も増え、320名定員のところ今春は329名の入学者がありました。定員20名の特進にも18名が入学しています。特進コースをつくって4年、今春は東大・お茶大に現役合格を出しました。そのほか早稲田に4名,上智に7名,理科大に4名進学するなど、これまでのイメージを一新するほどの躍進を遂げました。塾や予備校に通う生徒はほとんどいないそうで、すべて高校内で対応しています。大手予備校と連携し、予備校の講座を受講する場合は年間で8万~20万円(上限)かかります。

今春の実績をふまえて来年からは特進の上に定員20名の特進Hというコース(併願の目安が偏差値70)を設けます。難関大学合格を目指すだけでなく、「社会の最先端を知るプログラム」を準備し、リーダー教育を施していきたいとのことでした。リーダーシップというのは才能ではなく、教育によって身につけられるもの。問題を解決する際にリーダーとして思考することで何かを動かしていく力が育まれる。社会の中でどのような立場であろうと、このように思考することで問題を解決に導けるのではないか、と外資系企業で働いていた、発案者の先生が熱く語っていました。若手の先生が説明会でこんなふうに熱く語る学校は今後の改革に期待がもてます。

専任の先生は40名(正規の教諭が28名,専任講師が12名),非常勤の先生は24名だそうです。専任講師の12名は試用期間だそうで、その力を見極め、徐々に担任を任せ、4年目で正規の教諭として採用するとのことでした。一般企業で働いていた先生も多く、40歳以下の先生方が5割を占め、そういった先生方が中心となって改革を進めているようです。

私が進学者数を質問したところ、教頭先生によれば、これまでは公表していないとのことでした。ただ受験する側からすれば、どこの大学に何名進学しているかといった学校の実態を知りたいわけです。確かに合格者数で公表して実績を少しでもよく見せたい気持ちはわかりますが、受験生の知りたいことをマイナス面も含めて公開してくれる学校は長い目でみれば、信頼できる誠実な学校として評価されるのではないでしょうか。細田学園の今後の改革に期待したいものです。

2013年(入部)

特進コース,選抜コースの卒業生が結果を出し、今春はこれまでほとんどいなかった早稲田2,上智6の合格を出しています。進学実績向上のために上記コースを設置し、授業内容を見直すなどの改革をしたそうです。来春は「難関私大に今春の2倍、東大と京大にも1名ずつは合格させる」とのことです。校舎の建て替えも始まっているそうで、これまでの細田のイメージとは少しずつ変わっていくのかもしれないと感じました。ただ、上位コースでなければ難関大への合格は難しく、大学受験を第一に考えるのであれば今のところは他の進学校の方が良いでしょう。来春の結果を見て、言葉通りの実績が出れば、既存の上位進学校と並べて考えて良いと思います。

専任40人に対して時間講師は15名であり、塾に通う生徒はほとんどいないとのことでした。

なお、従来通り食物科の募集があります。これはめずらしい学科ですので、将来調理関係の仕事をしたい生徒にとっては貴重な選択肢です。

2010年(角)

志木駅から歩いて15分の、私立共学校です。説明会で校長先生がまず切り出したのは、「改革のスピードを速める」というお話でした。細田の改革は遅々として進まず……という話かと思えばそうではありません。最近着任した現校長の神澤氏は公立高出身の方ですが、私立高の、というか細田学園の改革の速度に驚いたそうです。細田は、去年から選抜進学コースを設け、特に指導力のある先生をあてて、進学実績を出すための体制づくりを進めています。さらに、コース分けを変え、制服を変え……。ここ数年、細田は着々と改革を進めていました。私が驚いたのは四年制大学進学率です。細田の去年の四大進学率は56%。公立同ランクの朝霞西の進学率が例年45%を切っていることを考えると、非常に健闘した数字だと言えます。細田の過去5年間の大学進学率は40~48%で、さらに10年以上前は20%そこそこでしたから、ずいぶん変わるものです。もちろん、ほぼ同じ難易度の私立で80%近い進学率を出している私立高もありますし、まだ伸びしろはあるでしょう。とはいえ、細田学園が変わりつつあるのは確かだと思います。かつての細田のイメージは、正直あまりいいものではなかったかと思いますが、併願校として、あるいは第一志望校として、先入観をもたず検討する価値のある学校になったと思います。

2009年(加藤)

大正10年(1921年)創立、今年で88年目を迎えます。共学になって10年が経ちました。女子校の伝統を生かしながら生活指導をおこなっています。今年新設された選抜進学コースには定員20名のところ12名が入学しました。一人ひとりきめ細やかに指導をしているとのことでした。普通科は定員245名のところ230名が入学をしています。進学希望者が年々増加しています。近年は地元からの入学者が増えており、細田学園にたいする評価も変わりつつあるということでした。来年はさらに普通科を細分化し、特進・選抜・進学・総合の4コースにします。さらに制服を変えて、従来のイメージを払拭しようとしています。

2008年(入部)

専門学校,就職という進路を選ぶ生徒がいる一方で、大学進学を目指す生徒もいます。大学進学実績が良いとは言えませんが、新設された選抜進学コースではMARCHレベルの大学への合格を公約とし、そのために新しく専任の先生が6名入ったそうです。比較的基準の低い併願特待生の制度もあります。入試担当の先生からは「選抜進学コースの生徒は全員特待生でもよい」との話もあり、まだ実績は出ていないものの進学実績を充実させていかなければならないという意識は感じられました。

以前から部活動は盛んで、バレーボール部・水泳部など全国大会の常連となっている部活がいくつかあります。

また、調理師免許を取得できる食物科があるので、その道に進みたい人にとっては貴重な選択肢のうちのひとつだと思います。

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