朝霞・志木・新座に地域密着 学習塾の萌学舎|小学生・中学生対象。高校受験を責任指導します

三輪田学園中学・高校

私立
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門のイメージ
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

学校説明会報告

2013年 2012年 2011年

2013年(角)

三輪田中は、有楽町線市ヶ谷駅から歩いて8分ほどの女子中です。志木駅からの通学時間は50分ぐらい。中高一貫校で、高校募集はありません。

「徳才兼備」をかかげ、内面教育に力を入れる学校です。「豊潤な人間性の上にこそ、真の学力が開花する」という信念をかかげています。

一般的な学校では、まず、社会の側からの要請、社会から求められている生徒像というものを学校側が意識し、それにむけて生徒を成長させていく、という方針を取るように思います。例えば、大学入試を目標にする、というのが典型です。

三輪田は、逆に、生徒の人間性を高めることをまず第一の目標とし、そののちに、生徒自身が社会に目を向け、自分の適性を考えていく、という順序を取ります。進学指導の紹介にも「なりたい私」という言葉が頻出します。子供が何かに「なりたい」と思うためには、自身の内側にさまざまな知識・経験を蓄積する必要があります。それは、ひっくるめて「人間性」と呼べるでしょう。三輪田の目標はその人間性である、と私は理解しました。

生徒自身の人間性を高める教育、これが三輪田の大きな特長です。例えば、ボランティア活動の重視。高校1年生が聖路加国際病院で5日間のボランティアをするなど、かなり本格的です。また、「読書の三輪田」と呼ばれるほど力の入った読書指導。中学1年生は、年に6冊の読書感想文を書きます。先生方は添削し、コメントをつけます。中学2年では年間1万ページを目標に読書を行うそうです。年2回、担当の先生と生徒が話す面接週間もあります。

このように、三輪田は進学実績を売りにした学校ではありませんが、昨年度の四年制大学への現役進学率は、89%。女子高の進学率は概して高いものですが、これは評価に値する数字です。早慶上智に進学するのは、平均すると卒業生全体の10%ぐらい。ただ、国公立大学の進学者は、ここ2年、4名→3名と推移しており、ややさびしい数字となっています。

ここ数年は、英語教育に力を入れています。学校説明会でも、校長先生の話と同程度の時間をさいて、英語科の先生の話がありました。その内容は、徹底したアウトプット重視・ネイティブとのコミュニケーション重視。プレゼンやディスカッションにも非常に力を入れています。個人的には、私の感じる三輪田の校風とは、ややちぐはぐな印象も受けました。英語担当の先生も、ディスカッションがなかなか機能しないとおっしゃっていましたが、このあたりは、模索の時期かもしれません。

部活動では、箏曲部・長唄部というめずらしい部に合計50名近い部員がいるのが目をひきます。茶道・華道・書道部も合わせると、日本の伝統文化に関する部が140人を超えています。

三輪田は創立以来125年の超伝統校ですが、最近新校舎となり、建物は非常にカラフルできれいです。立地も、靖国神社のすぐそばの落ちついた場所にあり、環境は非常に素晴らしいと思います。

複数回受験は、くり上げ時に優先するとのことですが、くり上げ合格になる受験生は平均すると年に3~4名しかいませんので、過度な期待はしないほうがよさそうです。

全体としては、理念のしっかりした、おすすめの学校です。特に、大学進学の優先順位がさほど高くない場合は、まず検討したい学校だと思います。

2012年(入部)

有楽町線の飯田橋駅と市ヶ谷駅の中間あたりに位置する女子校です。(どちらの駅からでも歩いて10分弱)

教育目標に「徳才兼備の女性の育成」を掲げています。文字通り、学力を伸ばすことに加えて、約束を守る,嘘をつかない,人の心を思いやるといった人間形成にも力を入れています。提出物の期日を厳しく守らせる,年間を通して本を読ませ感想文を提出させるなどしているそうで、学力,人間力の両方にとって確かにプラスになるだろうと感じました。

高校ではガールズ・ランチと呼ばれる日替わりランチを1食420円で買うことができます。(事前に予約が必要)保護者も生徒自身も忙しく弁当をつくれないという場合に便利なサービスだと思いました。なお、420円のうち20円はアフリカの子どもへの食糧支援のために寄付されるということです。これも「人を思いやる」ということにつながっています。(途上国支援の負の側面をこのランチを食べる生徒が理解しているのか疑問ですが)

教科の指導では特に英語に力を入れています。クラスを分割し、20人程度の少人数で英語の授業を行います。通常の教科書に加えて、塾などでもよく使われる新中学問題集や学校オリジナルのサブ教材を使って量をこなしています。また「読む,書く,聞く,話すことができるのはもちろんのこと、その上で考える力,気づく力が大事」という英語科の先生の話はもっともだと思いました。考える,気づくということについては、テーマに沿って自分で考えて英作文をさせることによって鍛えているということでした。(この英作文は前述のサブ教材に含まれています)他にも、中学生全員に英検を受験させたり、学年ごとの英単語コンクールを行ったりしています。成績がふるわない生徒はテストの追試や補習を受けねばならず、面倒見も良いようです。

平成24年度の大学進学者数(現役のみ)は、国公立1名,早慶上智が計10名,GMARCHが計27名です。卒業生が163名と少なめであることを考えても少し寂しい気もしますが、152人が現役で進学を決めているというのは良い数字です。

来年度の入試もこれまで通り2月1日,3日,5日の3回で、1日の試験のみ2科目4科目選択型です。複数回受験をした場合、繰り上げ合格者選定の際優遇されます。

2011年(下山)

市ヶ谷駅から徒歩7,8分で、靖国神社の隣に位置しています。学校までは緑が多く気持ちのいい道でした。創立124年の伝統校です。完全中高一貫校で高校募集はありません。昨年、新校舎が完成しました。温水プール、冷暖房完備の屋内体育館が2フロアー、廊下などの壁は校舎別にブルー、グリーン、イエローなどに塗られ、おしゃれな女子中らしい建物でした。職員は約80名で、その内専任が約50名です。最近は若い男性の先生も増えているそうです。

三輪田の教育方針は「高い学力と豊かな人間性」を身につけることです。学園生活を十分楽しみ、考える力を育みながら、行きたい大学に行かせたい。がつがつ勉強させる学校ではないということです。最近人気が出てきているのも、大学合格実績だけではなく、情操教育にも力を入れてきた姿勢が評価されてきているのではと言っていました。中3では卒業論文があり、かなりの記述力がつくそうです。高1では放課後にディスカッション講座があり、半数近い生徒がとっています。三輪田の社会は「生きる力=考える力」という理念のもとに、考える力をつけることを念頭に指導していて、高3になると社会の問題は全て記述問題になります。週1時間の読書時間があり、年6冊くらいの読書感想文を書かせます。すべてに先生のコメントをつけ返却するそうです。

今年度の新入生は173名で4クラス編成です。今年は受験者数は減ったものの、高得点の生徒が増えたそうです。複数回受験生は優遇します。来年も2科受験は継続しますが、再来年はまだ未定だそうです。近い将来、4科受験のみになるかもしれません。面接はこれからもずっとやりますが、全くしゃべらないなど特別な場合を除き、落とすことはないそうです。

1学年170名台の少人数の学校で、校舎や設備もすばらしく、良心的で真面目な学校と言う印象でした。国公立合格者10名弱という大学進学実績も卒業生の数から考えるとまずまずと言えるでしょう。お薦めの学校です。

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学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

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