卒業生の「わが校」紹介

斉藤志穂さん（2012年 萌学舎卒業生）

私は日大二中に通って二年目になります。日大二中は駅から遠く歩いての通学が大変です。最初の頃は歩いての通学がとてもつらかったですが、入学してから少し経ちみんなと仲良くなってくると、駅で友達と待ち合わせをする事や色々な人と帰る機会が増え、とても通学の時間が楽しくなりました。話す内容は様々ですが私は通学時間が好きです▼また、日大二中はとにかく広いです。大きなグラウンドやマスターコート、体育館や他にもたくさんの校舎に分かれています。あまりにも広くて最初はどこになにがあるか全然分からなく、いつも迷っていました。今でも移動は大変だと思うこともありますが、広いから様々な事ができると思うので今はもう慣れました▼他にも、文化祭では学年や学校全体で協力してきました。中学生は劇と展示をやります。また体育祭では赤組と白組に分かれます。しかしクラス対抗なので体育祭が近くなると、クラスで集まって朝練をすることもあります。このような事を通じてクラス全体が仲良くなっていきました。行事では毎回クラスで団結していてどの行事も思い出に残っています▼このように日大二中はとても楽しいです。是非日大二中に来てみて下さい。

文屋諒子さん（2007年 萌学舎卒業生）

日大二中はみんな元気で明るく、楽しい学校です▼1回50分の授業に生徒はみな真剣に取り組みます。先生の丁寧な説明に耳を傾け、話を聞きながら理解を深めます▼部活動は、自分の好きな部に必ず入れます。放課後になると校庭や体育館、テニスコートが生徒のかけ声でにぎわいます。二中は、様々な大会へ出場し多くの素晴らしい記録をもっています▼そんな二中生をもつ二中のおおきなイベント、それは体育祭です。個人競技からクラス対抗・部活対抗のものまで様々な競技がある中、皆一位を目指して頑張ります。クラス対抗の競技はクラス全員の力をあわせ、一致団結します。たくさんの練習を重ね、共に汗を流した仲間ととる一位は何にも代えがたい宝ものになります。そして、その後のクラスの仲はぐっと深まり、絆が生まれます▼みなさんも、ぜひ体験してみませんか？

学校説明会報告

（2010年）

2010年（千野）

最寄り駅はJR中央線の荻窪駅。駅からは徒歩15分程です。荻窪周辺は、駅前は賑やな一方、少し離れると閑静な住宅街となっていますが、日大二中・高の位置はちょうどその境目にあたります。また、西武池袋線の練馬駅，中村橋駅からもバスが出ています。

近年、付属校でも他大進学に力を入れている学校が増えてきている中、日大二中・高は、付属校らしいゆったりとした校風です。成績別のクラス分けなども行いません。カリキュラムを見ても、中学生の内に高校の内容を先取りするようなこともありません。

だからといって、緩みきった雰囲気な訳でもないようです。大学進学実績を見てもわかるように、2010年度は124名(約30％)が日大へ推薦入学している一方でかなりの割合の生徒が、他大へ進学しています。国公立大へは、2010年度は10名が現役合格しており、毎年10名程度が現役で合格しています。ちなみに、日大への推薦については、高校３年間の評定平均が3.5以上あれば、ほとんどの学部へは進学できるようです。一応、日大統一テストの成績も評価の対象になりますが、日大二高の生徒で大学の基準に満たない点数をとることは、ほとんどないそうです。このことからも、高い教育水準であることが窺えます。

ただ、他大へ進学したいと思ったからといって、特別な指導を受けられる訳ではありません。というのも、通塾率が高１で約20％，高２で約50％，高３では70％以上となっており、他大受験するには予備校に通わなければ厳しいという現実があります。また、他大受験する場合、日大への推薦権を放棄しなければならない点には注意が必要です。他大受験を失敗し、浪人の道を選んでいる生徒も約10％います。

中学入試については、男子の倍率が高くなってきていますが、女子は比較的入りやすくなっています。また、説明会では入試問題を作成した教員が質問に応じてくれるそうですから、是非参加する事をお勧めします。

高校入試については、基準の成績をクリアすれば事前に合格を決めるような、いわゆる“確約”はありません。

また、気になる生活指導についてですが、「人を傷つける行為には厳しい対応をとります」と話していました。実際に、ブログやメールで他の生徒を中傷した生徒を退学処分にした例もあるようで、いじめなどへの対応はしっかりしている印象です。中学から高校へ進学する際、他校へ流出する生徒が少ない(2010年度6名)ことからも、雰囲気の良さは感じ取れるはずです。部活動などに打ち込み、中高６年間を楽しみたいというお考えであれば、一度足を運んでみるとよいでしょう。

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