朝霞・志木・新座に地域密着 学習塾の萌学舎|小学生・中学生対象。高校受験を責任指導します

大妻嵐山中学・高校

私立
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門のイメージ
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

卒業生の「わが校」紹介

吉野萌さん(2007年 萌学舎卒業生)

私が通っている大妻嵐山高校は、二期制で、一年次は内進生と外部生とでクラスが別れています。理系科目を重視しているクラスが一つありますが、そのクラスは内進生と外部生混合です。理系科目を重視したクラスでは、他のクラスが小論文の授業をする時間を理科や数学といった理系科目の時間にあてています▼また、他大学の講座や研究所の情報が来やすく、夏休みなどの長期休みに参加することもできます。かといって、文系科目をおろそかにしている訳ではありません。そのほかは他のクラスの内容とあまり変わりません。他のクラスよりもレベルや、大学受験の意識も高いのではないでしょうか。長期休みの始めには希望制ですが必ず補講があり、苦手な所を克服するチャンスがあります▼勉強でわからない所を積極的に先生に自分から聞きに行くという自主性を重視してもいます。模試で、ある程度の高い偏差値をとると先生を指名して勉強の指導を受けたり、躍進講座という大学受験にむけての講座を受けることもできます▼図書室にはキャレルデスクという個室風自習スペースがあり、集中して勉強したいときに最適です▼校舎の周りには山や林があるので、四季を身近に感じることができます。

学校説明会報告

2015年 2012年 2011年9月 2011年6月 2010年 2009年 高校部 2009年 中学部

2015年(角)

大妻嵐山は、東上線の武蔵嵐山にある私立女子中。志木駅からだと50分ほどかかりますが、下り電車なので通学は楽です。

私は過去6年間で4回ほど、この学校の説明会に顔を出しているのですが、いくたびに別の校長先生になっています。大妻嵐山は伝統的に女子の理系教育に力を入れてきた学校ですが、最近になって英語教育にも力を入れており、模索を続けていました。今年の説明会では「グローバル・エコサイエンススクール」というキャッチフレーズが使われて、これまでの変革の流れを総括するような話が聞けました。

「グローバル」の言葉どおり、今後も英語教育には力を入れていくようです。イングリッシュキャンプへの参加や、夏休みに3週間のイギリス語学研修、1ヶ月間の海外留学など、学校全体として本物の英語にふれる機会を大きく増やそうとしています。説明会の大部分は、英語教育の話で、演壇に立った先生には「とにかく変える」「やれることはすべてやる」という熱意を感じました。

「サイエンス」の部分に関しては説明会ではあまり話が出ませんでしたが、理科実験室の設備の強化、電子黒板や全校生徒へのiPadの配布など、ハード面でのサポートには力を入れているようです。また「オオムラサキの飼育・観察」が単位に組みこまれているなど、理系に強い学校としての伝統は残っています。

大妻女子大への進学率は25%程度で、他大受験の割合のほうが高い学校です。大妻への進学を希望すれば、落ちることはないようなので、付属校としての魅力も一応あります。ただ、大妻女子には理系学部がないので、嵐山の位置づけはややちぐはぐです。

大学進学ですが、卒業生は180名前後。国公立大への進学は過去3年間で10→16→9人、早慶上智が4→15→5人(重複あり)となっています。近場の公立高では和光国際が似たような実績でしょうか。医歯薬看護系の合格者が46→45→35人(重複あり)というのは、理系重視というだけあって、この偏差値帯の女子高としてはかなり多いと思います(もっとも医学部は数名です)。

高校受験の併願の基準は北辰偏差値で57程度。ですが、なんだかんだと加点制度があって、53ぐらいから可能性があります。中学受験においても、1月受験の定番校になっています。

女子校、立地、理系重視の教育などの要素は、全体の人気という点ではややマイナスに働くように思います。逆に、そのあたりをプラス面として評価できれば、学校の魅力のわりには入学偏差値が低い「お買い得」な学校だと、個人的には思います。

2012年(角)

志木駅から50分ほど、武蔵嵐山にある自然環境にめぐまれた私立女子中です。

3年ほど前までは、理系教育・科学教育に力を入れていた学校でしたが、篠原現校長になり、英検の全員受験など、英語教育の重視をうたうようになりました。教育方針としてはかなり大きな転換を見せています。

中学入試では、ここ数年、定員割れが続いており、厳しい状況の中で、学校側も模索を重ねているような印象です。この偏差値帯の女子中ということを考えると、算数を得意としない生徒も少なくないわけで、従来の「女子の理系教育」という方針では生徒が集まりにくかったのかもしれません。個人的には残念なところもありますが、むしろ入学を検討しやすくなった受験生が多いのではないでしょうか。

大妻嵐山は、この文系か理系かの位置づけだけでなく、付属校か進学校かという位置づけでもなかなか面白い学校です。説明会では進学指導に力を入れていくことをアピールしており、早慶上智GMARCHの合計合格者も、13→23→34人(重複あり)と増えています。同時に、大妻女子大への進学は「最低保障する」と資料に明記されています。くわしく聞いてみると、他大を受験した生徒に対する大妻女子大への進学権は制度上は消えるのですが、実質、大妻をすべり止めにした生徒は全員大妻に合格している(内部で配慮して合格させている)ということのようです。もちろん、他大を受けず、大妻進学を希望すれば100%保証されます。その意味では、付属校としての魅力が大きい学校という感じです。なお、卒業生の4人に1人が大妻に進学します。

中学から高校に上がるとき、毎年20人ほどが外部に出ていきます。校長先生によれば、理由はさまざま。経済的事情もあれば、より高いレベルの学校を目指す生徒もいます。校長先生は、大妻嵐山の教育に「期待できず」やめていった生徒もいると、率直に認めていらっしゃいました。

校長先生と直接話してみた印象としては、改革なかばということもあり、自校の問題点を厳しく正面から認識されているようで、悪い印象はありませんでした。その意味では、定員割れしている中学入試の数字が資料に載っていなかったことは残念でした。

全体としては、理系偏重から転換したことで、より選択しやすくなったということは言えると思います。大学進学が事実上100%保証されるのも魅力です。女子の中学受験、1月の受験校としては、まず検討するべき学校です。

2011年9月(入部)

理系の教育に力を入れてきた学校というイメージがありますが、校長先生が変わり、理系だけではなく、語学を中心とした文系教育も見直していくということです。具体的には、各学年で英検の到達目標をつくり、そのための対策をしています。また、進学校として合格実績を出すことを重視する姿勢はこれまでと変わらないものの、附属校として大妻女子大へ推薦で進学できるという点をもっとアピールしていきたいとのことでした。(大妻女子大への推薦枠は100名ですが、現状では50名ほどしか利用していません。なお、他大学を受験する場合は大妻女子大への推薦は受けられません)

勉強面以外では、女子校らしく礼儀作法の指導にも力を入れているそうです。実際に私たち塾の人間に対しても、生徒たちがよく挨拶をしてくれましたし、説明会の手伝いをしている生徒たちの落ち着いた丁寧な態度も印象的でした。また、部活動への参加率が低い(60%程度)ということで、これまで毎日のように行っていた補習を制限し、できるだけ部活に加入させたい(目標は90%)という話もありました。何をするにもメリハリは大切ですから、個人的には評価したい点です。

進学実績は少しずつ伸びているものの、他大学進学者が140名程度いて、MARCH以上の合格数が30程(延べ。合格の実人数は聞いてみましたがよく分からないという返答でした)ですから、それほど良いとは言えません。これが今後どれだけ伸びるか注目したいところです。

通学にはある程度時間がかかりますが、緑に囲まれた校舎やグラウンドは気持ちが良く、恵まれた環境だと思います。そういうところが気に入れば、考慮に値する学校ではないでしょうか。

2011年6月(下山)

学校改革
中高一貫部の中学生が高校に上がる際に、成績の良い生徒を中心に約20名が、外部に出たり、中学新入生のクラスが1つ減ったりと厳しい状況の大妻嵐山ですが、今年度、心機一転改革に乗り出すために校長が変わりました。熊谷女子高校の校長を3年間勤めた後、定年退職した篠原善廣校長が改革の中心になります。
これまで定評のあった理数教育に加え、英語に力を入れ、英字新聞を読める生徒を育てたい。部活の加入率も現在の60%から90%程度に増やしたい。「強い精神力と体力を持つ生徒」を目指す生徒像に付け加えました。

なぜ生徒が減ったか
この点については、篠原校長から直接うかがいました。生徒の人間関係に関する生徒指導も、学力指導もすべてが甘く、教師研修も不十分だった。中学には若くて情熱のある教師をつかせたが、経験不足で思うように伸ばせなかった。今年度は力のある教師を採用した。教師研修も積極的にやる。必ず変わるので見ていてほしいとおっしゃっていました。

その他
通塾率は約30%。英語のプログレス(イエズス会発行の難関テキスト)は早晩やめる。
幼児教育では1.お茶大、2.大妻、3.東京家政大、4.十文字の順で良いと巷で言われているそうです。

2010年 中学部(角)

「女子のエリート教育」をうたい、理数系に力を入れる学校です。進学者のうち、医歯薬理工系の割合が39%。これは個人的にもいいバランスだと思います。現役大学進学率87%も大きな魅力。5年ほど前までは80%が大妻女子大に進学していましたが、昨年度は40%以下になり、他大受験が増えています。進路選択の多様性は高く評価できます。昨年の中学入試では、全体として受験生を増やしたにもかかわず、入学者が定員に達しませんでした。これは、大妻嵐山を第1志望に選ぶ受験生が少なかったためです。学校側としても、このことを重く受けとめ、来年1月10日に行われる「セレクト入試」に変更をくわえてきました。「本学が第1志望」という条件の上で、入試の難易度を大きく落とすそうです。大妻嵐山の先生曰く「小学校の教科書のレベル」の問題を中心にするとのこと。セレクト入試は、理・社のうち得意な1科目のみで選択でき、受験しやすい入試です。この結果、これまで合格ラインに届かなかった生徒でも、大妻嵐山を第1志望とすることで合格の可能性が大きく上昇します。一方で、実力の高い生徒にとっては正直微妙な変更です。現在でも内部での学力差はかなり大きいようなので、それがさらに開くデメリットは無視できません。大妻嵐山は、ここ数年で教員の若返りが進み、5年後には教員の平均年齢が約30才になる予定とのことです。非常に若いですね。説明会でも先生がたの情熱を感じました。併願校としては既に定番となっている学校ですが、第1志望として検討する価値も十分あると思います。

2009年 高校部(角)

校長先生が東京理科大理学部の出身者だから、というだけでもないでしょうが、科学教育に対する熱の入れようが目をひきます。去年は卒業生の3分の1が理系に進学したとのこと。日本の理系大学卒業生にしめる女性の割合は15%程度で、先進国の中では最低レベルです。共学校よりも別学のほうが性別による偏見は少なくなることもありますし、女子中・高という舞台で科学リテラシーを育てようとする大妻嵐山の取り込みは高く評価できます。また、女子校らしく礼儀・作法の教育にも力を入れています。個人的にそんな大妻嵐山の「らしさ」を最も感じたのは、説明会の資料に「給食の廃棄率(食べ残し率)」の詳細なデータがあったことです。私もいろいろな学校の説明会に参加しましたが、「ごぼうサラダ 14.9%」「フルーツポンチ 5.2%」などと書かれた資料をもらったのは今回が初めてです。もっと野菜を食え、と思いました。それはさておき、今年から推薦基準が多少緩和されます。例えば、英検3級+部活3年継続の生徒は、偏差値55から併願推薦が取れるなど、かなりお買い得感があります。学校のある武蔵嵐山は非常に自然に恵まれた、と言えばいいのですが、かなりへんぴなところにあるので、そこは好みが分かれそうですが、検討に値するいい学校だと思います。

2009年 中学部(千野)

《通学が便利》
まず何より、東武東上線の一本で最寄駅の武蔵嵐山駅まで行けるだけでなく、志木駅からですと、下り方向ですから通勤通学のラッシュに巻き込まれることがありません。行くだけで疲れるということにはならないでしょう。志木駅から学校までは、おおむね1時間程度です。

《校舎がきれい》
大妻嵐山中学校は、平成15年にできた学校なので、校舎はとてもきれいでした。教室だけでなく、グランドもよく整備されています。

《先生方の指導が熱心》
授業も見学してきたのですが、やはり生徒の喰い付き方がまるで違います。公立校でよくある一方通行の授業ではないのです。
また、授業ではテストを頻繁に行っており、そのテストで合格点に達しない生徒、つまり授業についてこられない生徒に対しては、夜まで個別指導を行っているそうです。

《進学実績》
大妻女子大学への進学者が年々減少傾向にあります。これは、今までの大妻女子大学を中心とした進路指導から、他大学への進学指導に向けて大きく方向転換したことによるものです。大妻女子大学への推薦入学制度もありますが、それに限定されることなく、生徒一人ひとりの進路志望に即した指導を行い、すべての生徒がベストな進路を実現できる体制を整えているそうです。
平成20年度の卒業生の進学実績は、国公立10名、早慶上理7名、GMARCH16名といった結果でした。つまり、卒業生133人(内部進学生を除く)のうち、約7.5%が国公立に、約5.3%が早慶上理に、12.0%がGMARCHに進学していることになります。
また、国公立の合格実績は平成19年度までは3%弱程度で推移しています。大妻嵐山中学校第1期生が卒業した年でもある平成20年度は国公立進学者が倍以上に伸びたことになります。

《平成15年の第1期生80名強うち、大妻嵐山高校を卒業したのは60名強》
高校進学の際、約4分の1の生徒が外部に出ています。大妻嵐山中学校の説明によれば、「上昇志向の強い子たちが、高校受験で県立の上位校に流出した」と分析しているようですが、実際、先生方のやる気が空回りしている部分があるのかもしれません。

《セキュリティ》
実は、説明会の前にも大妻嵐山中学校へ行ったのですが、守衛も置かず、校門を開けっ放していました。女子校なのに校舎への侵入が容易にできてしまうセキュリティの甘さが気になりました。

《その他》
高1の間、高校入学生は内部進学生と混ぜない。高2になると、レベル別でクラス分けするので、そこで一緒になる。
但し、高校入学時、特に優秀な生徒は内部進学生と混ぜるケースがある。その場合、数学は特別な補講が組まれる。

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