卒業生の「わが校」紹介
峰崎敦大くん(2010年 萌学舎卒業生)
「真の漢を育てます!」私は学校説明会でこの一言を聞き、受験を即決しました。(先生方にはご心労をおかけしましたが…)▼入学してからの私が思う浦和高校の魅力は、とにかく熱いことです。勉強、部活、行事すべてに燃えています。そして、やらされている感がありません。百年以上の歴史と伝統が浦高生を突き動かすのです。言い過ぎか(笑)。でも、やらされている感がないのは事実です。校則がない学校で、常識をわきまえているという前提で、やりたいことは自由にできる学校です▼浦高には、数多くの男を漢にする行事があります。入学後早々にある10kmの新入生歓迎マラソンや、2kmの遠泳がある臨海学校、毎年救急車が出動する体育祭、さらには50kmを走りきる古河強歩大会。自分には到底できないと思うようなことに挑戦することで、ほかでは絶対に味わえない感動や達成感、恐怖や苦しみを味わうことができます。そして、それらが自分を確実に真の漢へと変えていると実感できます。また、その感情を共に共有する同級生とは団結とか結束とかのような言葉では到底表すことのできない絆ができます。そして、この付き合いは一生続くということが頭ではなく、体でわかるのです▼またOBの方たちも浦高の魅力のひとつだと思います。数多くの分野で活躍している数多くの先輩方にお話を聞く機会が数多くあります。私自身柔道部に入っていますが、先輩方がたびたび稽古をつけにきてくださいます。そこで、柔道だけではなく人生の哲学や、先生では言えないような大学や社会のリアルを教えてくれます▼在校生はもちろんOBの方たちもみんなが大好きで、誇りに思える学校です。本当に毎日が充実していて一生卒業したくないと思っています▼おまけ。浦高用語を解説しておきます。「三兎を追え」……勉強、部活、行事すべてを全力ですることを求められる。校長先生の口癖。「生徒に絶対負けたくない先生」……大会とつくものには必ず教員選抜チームを作り、本気で優勝を狙いに来る。IH出場経験のある先生がその種目に本気で出場する。「雨天決行の原則」……雨が降ろうが、台風がこようが行事は原則決行される。