筑波大学附属坂戸高校
卒業生の「わが校」紹介
末元伸明くん(2012年 萌学舎卒業生)
筑波大学附属坂戸高校(筑坂)は、毎年一般入試で倍率が3.0もある人気の学校で、総合学科という学科に属しています。総合学科を簡単に説明すると、数学、英語、国語などといった一般科目と、工学、福祉、農学などといった専門科目を総合的に、学ぶ学科といえます。筑坂では、1年生内に、2,3年生で受ける授業を自分で選び授業を組み立てます。自分の将来を考え自分で授業を組み立てるというのは、とても大変で僕自身、苦労をしました。
そんな時に助けになったのが、筑坂特有の「産業社会と人間」(産社)という授業です。この授業は一年生でしかやりませんが、自分の将来の計画について作文にしたり、先輩の話を聞く機会を設けてくれたりと、自分の将来を描くヒントをたくさんくれます。自分について自分自身で考える力、自分の考えを表現する力、筑坂では、他の高校では学べない社会に出るために必要な力を学ばせてくれます。
また、筑坂は「自主・自覚・自立」を目標にしている学校です。自由な発想、表現が非常にしやすい学校といえます。たとえば、工学をやりたいと思えば工場があります。農学をやりたいと思えば、農場、様々な飼育所、動物がいます。ほかにも、様々な施設が充実していてやりたいことに対して、サポートを受けることができます。やりたいことが決まっている人にはとても良い環境が整っています。しかし、その反面やりたい事が曖昧な人には、筑坂は、おすすめできません。冒頭で述べましたが普通科とは、全く違います。
学校の雰囲気は、個人的ではありますが、とても良いです。先生は生徒と対等の立場に立ち、人間関係が密接で、過ごしやすいです。先日卒業式がありましたが、大変感動的で先輩はみんな「筑坂で本当に良かった」といっていました。部活動では、学校自体の人数が少ないのであまり活発とは言えませんが毎日仲間と楽しくやれています。
驚くと思いますが筑坂では入学式の次の日に1年生はいきなり3泊4日のコミュニケーションキャンプというキャンプがあります。まだ名前も知らない、どんな人間かも知らない、そんな中で様々なゲームや活動をします。部屋分けも活動班もすべてランダムでどんなことをするのかは、ここでは詳しく言えませんが本当に楽しく、終わるころには、多くの人と打ち解けあっていました。いい思い出になると思います。
最後になりますが、筑坂では、「自分らしさ」や「夢」「希望」「未来」を考え見つけることができます。ほかの学校とは異質ではありますが、本当に良い学校だと思います。筑坂を視野に入れてもらえると幸いです。
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