桜丘中学・高校
私立
学校説明会報告
2009年(加藤)
創立85年、中学を開設して10年、共学化して6年目を迎えます。生徒の気質は「明るく元気でまじめ」。進学校としては「道半ば」であるということでした。進学実績は、パンフレットなどには現役・浪人を合わせた延べ人数で書いてありますが、現役の実数は早稲田が5名、慶応が2名です。入学時の桜丘の偏差値ランキングを考えると健闘しているものと思われます。高3時の通塾率は学校としては把握していないようでしたが、足りない部分があれば生徒によっては予備校を勧める場合もあるそうです。長期休暇時には無料で必修の講習を開きます。講習は習熟度別のクラスで行います。基礎基本を重視し、無理な先取りはせずに学習習慣の定着を図ります。すべての基本は授業にあると考え、授業アンケートをとり授業の改善を図っています。学習習慣をつけさせるため家庭学習ノートやSSノート(Self-study note)を作らせて具体的に指導しています。このノートを通じて担任とコミュニケーションをとったりしています。専任と時間講師の比率は6:4ということでしたが、「面倒見の良い」学校といえるのではないでしょうか。とくに中学では定期テスト前に成績不振者に対して指名補習をしたり、校長・副校長・教頭が「寺子屋」という補習をしたりしています。なお、中入生は高校進学時の入学金が高入生に比べ10万円安くなっています。入試結果については得点開示をしています。受験票を見せれば点数を教えてくれます。
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