朝霞・志木・新座に地域密着 学習塾の萌学舎|小学生・中学生対象。高校受験を責任指導します

日本大学豊山女子中学・高校

私立
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門のイメージ
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

学校説明会報告

2016年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年

2016年(加藤)

今年度より校長に着任した柳澤一恵先生は、去年まで日大豊山(男子校)の教頭でした。日大豊山も4~5年前は生徒募集で苦戦を強いられていましたが、教頭として携わった学校改革が成功し、今や中学は1クラス増の入学者を集めているそうです。豊山女子中学は定員140名に対して入学者94名です。高校からの募集が定員140名ですが、中入生を含めた高校の入学者は213名です(平成27年度卒業生が240名)。このように人気の低迷している豊山女子を、柳澤先生は豊山女子初めての女性の校長として、大きく改革しようと意気込んでいます。

まず来年度より高1よりA特進クラス(国公立・難関私大・難関学部への進学を目指すクラス)を新設し、進学校を目指します。専門チームを作り補習・講習を充実させていく予定です。講座は別料金で1講座2000~3000円ほどです。ラーニングコモンズという個別の自習スペースをA特進クラスの生徒全員に用意し、自律的な学習を促すとしています。A特進クラスのほかは、N進学クラス(日本大学への進学を中心としたクラス)、理数Sクラス(理数分野へのスペシャリストを育成するクラス)という2クラスになります。N進学クラスは日大合格率96%というこれまでの実績をもとに安心感のある大学進学を、理数Sクラスはアクティブラーニング(課題研究の授業)をそれぞれの売りにしています。専任の教員は49名,非常勤は49名です。現状では高3時に予備校・塾に行く生徒はいるそうですが、正確な数字は教えてもらえませんでした。

平成27年度の卒業生(240名)の進学実績は123名(51%)が日大(医学部2名、歯学部5名)、105名(43%)が他大学へ進学しています。他大学への合格状況は埼玉大1名、国立看護大学校1名、青学6名、中央1名、法政4名、立教1名などです。

現状では、日大の付属校として考えるのであれば適切なよい学校だと思います。ただし、進学校としては今後の改革次第で未知数です。これまでも他大学進学に力を入れるといった話がありながらも、なかなか変わらなかった経緯があるので何とも言えないところです。

2014年(角)

日大豊山女子中・高は、東京板橋区にある日大の付属校です。

学校選びにはさまざまな要素がありますが、そのうちの一つが「進学校」か「付属校」か、という切り口です。

ただ、「付属校」であっても、卒業生のほぼ全員がそのままエスカレーター式に併設大学に上がっているわけではありません。内部進学の基準が高く、全員が上に進学できるわけではない「付属校」もあります。また、多くの付属校では他大受験にも力を入れており、実質「進学校」と化している「付属校」もたくさんあります。

この意味で、本当に考えるべきは「付属校」がどうかではなく、大学への進学において「挑戦」を取るか「安定」を取るか、ということになります。この基準で考えた場合、日大豊山女子は「安定」側にパラメータを全振りした学校であると言えるでしょう。

豊山女子の平成25年の卒業生のうち、四年制大学に進学したのは約90%。かなり高い数字です。うち日大に進学したのは約60%で、日大進学希望者はほとんどがいずれかの学部に進学できています。進路未決定者が全体の5%程度しかいません。これは安心感があります。

卒業生の30%は他大を受験しています。しかし、この「受験」の内訳をよく見ると、ほとんどが推薦入試です。日大への進学も推薦ですから、8割以上の生徒が推薦で進路を決めることになります。私の参加した学校説明会でも、大学受験指導の話などは一切ありませんでした。学校側もあまり一般入試のことは考えていないようです。ちなみに、昨年度、国公立大学に進学した生徒は1名です。

四大進学率が90%を超える学校はたくさんありますが、「日大レベルの大学で90%」を達成している学校はそうはありません。説明会で学校側が「こんな生徒に来てほしい」とあげた項目の筆頭は、「学校行事・部活動“命”の生徒」でした。中途半端に進学校色を打ち出す学校よりも、スタンスがはっきりしていていいと思います。確実に進路を決めて学校生活をのびのびと充実させたい生徒にはおすすめの学校です。

2013年(加藤)

中学入試では定員160名のところ入学者は128名でした。2科生が半数近くを占めるようになってきました。これまでは2科・4科選択型の入試でしたが、26年度入試より2/2(定員20名)だけは2科入試になります。

中学では基礎学力の養成をめざし、きめ細やかな指導をおこなっています。中学においては高校の先取り学習は行っていません。先取りをやったとしても、いたずらに落ちこぼれを増やすだけだといいます。木曜・金曜の7時間目(通常は6時間で授業は終了します)は英数の復習の時間にあてています。中1の1学期から数学・英語は少人数(1クラスの半分、16~17名)で授業を行っています。専任の教員は50名、非常勤は40名ほどいるそうです。

情操教育として茶道を取り入れています。また、文化部の活動が活発です。放送部、書道部、吹奏楽部といった部が活躍しているようです。

高校には50年近い歴史のある理数科があります。うち50%が医歯薬系に進学します。高3時に夏期講習が20日間あります。うち10日間はベネッセより講師を招いて講座を開きます。1講座あたり約7000円で通常の半額だそうです。

高3の11月に行われる日大統一テストを経て卒業生の57%(145名)が日本大学に進学します(日大を希望する生徒のうち90%が日大に進学しています)。34%(86名)が他大学に進学しますが、一般入試を受けるものは21名しかいません。ほとんどの生徒が12月ごろには進路が決まってしまう中、一般入試を受ける生徒はモチベーションを維持するのが大変なようです。

今後は高3時の日大統一テストをやめ、高2の4月、高3の4・11月の3回の基礎学力到達度テストの結果による推薦制度にかわります。また、現在の高1から日大への推薦権をもったまま国公立を受けることができるようになります。

平成28年には日本大学に新学部「人間総合科学部」ができます。幼児教育・栄養学・スポーツ科学などの分野を学ぶことが可能になります。

2012年(加藤)

中学入試の入学者の成績の幅がここ数年、広がっているそうです。ここ数年(平成21年以降)とそれ以前の入学者の成績を比較すると、中1の4月の時点で、以前は業者テストの偏差値が50以下になる生徒はいませんでしたが、ここ数年は50以下になる生徒が全体の20%います。そのため、学習計画表を立てさせたり課題が提出できなければ放課後残してやらせたりして、一人ひとりに対して粘り強く指導をしているとのことでした。結果、中3になると偏差値50以下の生徒はいなくなるそうです。

今年度の入学者は定員160名のところ138名です。追加合格も今年は9名出しました(去年は3名)。平成25年度入試からは2/2で午後入試[2科](募集人員20名)を実施します。2/4も2科4科選択(募集定員20名)ですので2科生のチャンスが増えることになります。選抜方法は、合格者の50~55%を2科の成績で決め、残りを4科の成績で決めるということです。

日大に進学するには内部テストを受ける必要がありますが、平成23年度卒業生の53%(卒業生206名のうち110名)が日大に進学しています。今年は国公立に合格した者はなく、その他の生徒はほとんど(75名)が推薦やAO入試で他大学・短大・専門学校に進学しています。したがって、残りの21名しか一般受験していないような現状です。以前は「半附属、半進学校」というスローガンを掲げていましたが、進学校としての側面がかなり弱いのではないでしょうか。

このような現状を打開すべく、平成25年度入学生から附属推薦制度が新しくなります。日大への進学の権利を保持したまま、国公立大学を受験できるようになるそうです。ただし、学部・学科などで制限される可能性はあります。詳細は未定です。

2011年(入部)

日本大学の付属校です。22年度は、224名の卒業生のうち、133名が日本大学に進学しました。残りは概ね他の四年制大学に進んでいます。標準的な高校生活を送り、学部を選ばなければ日本大学に進むことは可能です。逆に、他大学を受験するコースなどが設けられているわけではないため、日本大学にそのまま進学することを考えていない場合は他の進学校を選んだ方が良いように思います。

説明会の会場がホテルだったこともあり、学校の雰囲気や生徒の様子は分かりませんでした。学校からの説明も、入試制度や卒業生の進路の話が大半を占め、実際の学校生活の話はほとんど聞けませんでした。

2010年(千野)

まず、校舎をはじめとした施設全般は、つくりかえて間もないので、とても綺麗です。校風も付属校の特色を活かしたゆったりした感じのようです。ちなみに、高校入学時、外部から入学した者と、日大豊山女子中学から進学する者との混合クラスになります。

普段の授業では、頻繁に小テストを行い、追試・補習は随時行っており、学習面においては、手厚くサポートしてくれている印象です。ただ、責任の所在が曖昧になりがちな時間講師の割合が多い(5割弱)という事は留意すべき点でしょう。

大学への進学実績については、卒業生の約9割が現役で4年制大学へ進学しています。10数名が浪人の道を選び、残り若干名が短大などへ進学しているようです。気になる日大への推薦は、高校3年間の評定平均3.5以上であれば、どこかしらの学部へは行けるようです。学部によって評定平均4.0以上のところもありますし、定員以上が応募すれば、成績の良い者から選ばれるシステムです。平成21年度卒業生のうち約6割が日大へ進学しています。

また、日大では理系の女性研究員の育成に力を注いでおり、その影響で日大豊山女子でも理数教育に力を入れています。『理数科』と呼ばれるクラスでは、特別なカリキュラムが組まれており、大学(理系学部)の講義などを受ける内容になっています。

少しでも上の大学への進学を希望していると、物足りないかもしれませんが、日大への進学を前提に考えているのであれば、とても良い学校だと思います。

←「学校情報」へ戻る

学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門のイメージ
学習塾の萌学舎|小中学生対象 高校受験専門

朝霞・志木・新座エリアに地域密着した、高校受験専門塾です。2000年の創業以来、ただ一教場にこだわってきました。生徒のやる気を引き出す力はどこにも負けません。また、教師自身が高校の説明会に足を運び、卒業生に進学先の高校について書いてもらうなど、地域の高校の情報収集に力を入れています。

<

入塾をご検討の方へ

二週間の無料体験授業をしていただけます

萌学舎の生徒のほとんどは無料体験授業で該当するクラスの授業に参加してから、入塾を決定しています。商品を購入するのに、その中身がわからないまま買う人はいません。ぜひ、実際に授業を受け、納得なさってからお入り下さい。