立教新座中学・高校
学校説明会報告
(2014年)
2014年(下山)
新校舎がほぼ完成した立教中学の塾対象説明会に行ってきました。正門を入ると、ロータリーの向こうに正面がガラスでおおわれた本館があります。どんな校舎を造るか150回以上会議を尽くしたそうです。コンセプトは「風通しのよい校舎」で、広々とした見通しのよい校舎、生徒が入り易いガラス張りの教員室等、生徒と教員のコミュニケーションが取りやすい環境を意識しました。生徒に常に声をかけ、問題が起こる前に未然に防ぐことを企図しています。10万平方メートルの敷地には空調の完備した大型体育館、全天候グランド、50mコース×10の室内温水プール、野球場、サッカー場などがあり、設備も非常に充実しています。
キリスト教に基づく人間教育を建学の精神に掲げる同校はできない子を救うことにも全力を尽くすそうです。1クラス34名ですが、英語など更に半分の人数になります。追試・補習もあります。カウンセラーも2名常駐しています。入部状況は90%です。高校になると大幅に選択科目が増え、自主性を重んじるようになります。約80%が立教大学に進学します。希望すれば約99%が立教大学に進学できるそうです。専任講師は70名、時間講師は64名です。時間講師には第二外国語などを担当してもらっているので時間は少ないのですが、人数は多いそうです。
中学入試の各科目の留意点は以下のようになります。
[国語]
要領やテクニックで解ける問題は作らないよう心がけている。様々なタイプの問題を出す。説明文と物語文の大問2問。
[算数]
パターンに当てはまらない問題を作るようにしている。いろいろなタイプの問題を出すので苦手分野がないようにしてほしい。
[理科]
すべての分野をくまなく出す。中学では2回に1回は実験授業。
[社会]
全分野からまんべんなく出す。知識を用いて、考える問題を出す。
科目ごとの足切りはなく、合否は総合点のみで判断します。2回受けても優遇はありません。補欠も各回ごとに繰上げを決めます。
ハードの面ではすべてが新しくなり、すばらしい環境の中で中学・高校時代を過ごし、立教大学に進学することができます。教育の中身については正直この説明会だけではわかりませんでしたが、他の附属校と同様に受験勉強なしで大学に行けるメリットがある半面、勉強に対するモチベーションが下がることは否めないと思われます。
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