豊島学院高校
学校説明会報告
2012年(加藤)
東上線「北池袋駅」から徒歩7分。池袋駅からも15分で行けます。学校は9時から始まります。昭和7年、神田商業学校として創立。今年80周年を迎えます。平成20年度から普通科のみの学校になり、進学指導に力を入れ始めています。国公立の合格実績(平成20~24年)を見てみると、2名→10名→8名→7名→12名となっています。私立大は、平成24年には早稲田4名、上智2名、理科大5名、明治6名、青山8名、立教5名、中央9名、法政11名(いすれも実数)となっています。特別進学類型では夏休みも授業を進め、高3の夏で教科書を終わらせ、その後は演習を中心とした受験体制に入っていきます。他コースは、夏休みには講座が準備されており、1講座(およそ3日間)1000円で受けられます。職員室内には、生徒が質問しやすいように丸テーブルが置かれているとのことです。専任の教員と非常勤の比率はおよそ6:4になっています。通塾率は1割くらいではないかということでしたが、確かな数字ではありません。
併設の昭和鉄道について。都内鉄道会社職員の1割以上が昭和鉄道の卒業生です。従来は卒業生の90%が鉄道会社に就職していましたが、リーマンショック後は60%に落ちています。大卒・院卒の鉄道会社への就職が多くなっているようなのです。鉄道会社への就職が難しくなっている現状、大学や専門学校への進学に力を入れざるを得ない状況です。
2011年(入部)
北池袋から徒歩10分ほどに位置する、中堅の進学校です。21年度,22年度大学入試では、国公立大の合格者がそれぞれ8名,7名、MARCH以上の私立大合格者がそれぞれ53名,49名と、このレベルの学校としては健闘していると思います。成績順にコースが4つに分けられていますが、上位の大学に進むには、上から2番目のコースまででなければ厳しいという話でした。時間講師が4割強を占めているので、専任の率は高いとは言えませんが、上の2クラスは7月末まで1学期の授業を行い、2学期も8月中に始まるということで、授業時間を多くとって成績を伸ばそうとしているようです。下の2コースも、上位大学を目指すのは難しいですが、現役の進学率は90%を超えているのは評価できます。
説明会の際に見かけた生徒たちは元気が良く、明るい雰囲気でした。通いやすい立地で、自分に合ったコースを選べる共学の高校として、選択肢のひとつになり得る学校だと思います。
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