お知らせ・コラム
「将来の可能性を広げる」って、つまりどういうこと?

「なんのために勉強をするんですか?」
という問いへの答えのひとつに、「将来の可能性を広げるため」というものがあります。さまざまな知識と思考力を身につければ、将来好きなこと、行きたい方向が見つかった時に、スムーズにそちらに進んでいけます。角先生も、以前の萌学舎通信の「好きなことで生きていくには」という話で、『好きなことで生きていくことができるように、今は人生の選択肢を広げましょう』と書いています。
今日は、この「可能性を広げる」ということについて、具体的にどのように人生に影響してくるのか、実体験も交えて書いてみたいと思います。
人間扱いされなかった新社会人時代
約17年前、私は大学を卒業後、不動産会社に営業マンとして就職しました。不況だったこともあり、早朝から深夜まで、休みもろくに取らずに働いていました。営業自体は好きで、成績はそこそこ上げていましたが、細かなことが苦手でよくミスをしていました。
ミスに非常に厳しかったその会社では、「お前は他では通用しない」と何度も言われました。4年と少し働き、ついに力尽きて退職しました。自己肯定感は底の底。「俺には何の価値もないんだな」と感じていた時期です。3か月ほど休んでから、ようやく次の仕事を探しました。
環境を変えたら、180度評価が変わった
この時期は、ケーブルテレビの訪問営業や、ベンチャー企業の総務など、さまざまな仕事を経験しました。良い出会いもあれば、違った意味でひどい環境で働くこともあり、多くの学びを得られた期間でもありました。
ある時、「世界中どこでも仕事ができるようになりたい」と思った自分は、プログラマーになることを目指し、IT会社に入社しました。自分なりに考えて、業務効率化の提案などを続けていった結果、上司は自分に細かな指示をすることがなくなり、自分の裁量で自由な働き方ができるようになりました。
不動産会社時代、「他では通用しない」と言われた自分が、そこではとてもよい評価をしてもらえたのです。会社に行くのがとても楽しかった。そこでの経験は、その後フリーランスのプログラマーとして独立することにつながりました。
重要なのは、私自身が何か劇的に変わったわけではない、ということです。
不動産会社にいたときと同じように努力し、取り組んでいました。なのに、周囲の評価も、稼げるお金も、大きく改善されました。
同じ人間が、同じように努力していても、環境によって結果は大きく変わる
受験は、かなりの部分で平等です。しっかりと点を取り、基準に至れば誰でも合格できます。そこに扱いの差はありません。
しかし、社会はそうではない。同じことをしていても、努力が実る場所もあれば、どこまでも実らない場所もあります。これは、単純に良い条件で働けるかどうかではなく、ある大企業ではAさんが輝ける一方、ある小さなベンチャー企業ではBさんが活躍するなど、それぞれに合った環境があるということです。
流されるままに生きていくと、いつの間にか、自分の力が発揮できない場所に行きついてしまっているかもしれません。
10代という若い期間にしっかりと勉強をして、さまざまな知識や思考力を身につけておくことは、将来自分の力が活かせる場所に行ける可能性を高めることにつながります。
「可能性を広げる」ということの価値は、まさにここにあると思います。
学んだことは、思わぬ形で力になる
社会人になってから、学生時代に学んだことが役立った瞬間は何度もありました。
不動産会社時代、英語で接客できるのが自分だけだったので、スムーズに契約が取れたこと。
ふとした時に会話に諺(ことわざ)を織り交ぜたら、「お、こいつはちょっとは賢そうだな」と、お客さんが態度を変えてくれたこと。
英語と数学の知識が、プログラムを学ぶ時の土台になってくれたこと。
絵も、音楽も、思わぬ場面で役に立ってくれます。勉強は、知識を増やすだけでなく、物事を深く考えたり、人の考えを理解したりする力も育てます。
本当にちょっとしたことが、道を切り開いてくれるのです。
人生のハンドルを自分で持とう
会社に勤める、独立する、海外に出る。さまざまな生き方があります。どの道を選ぶにしても、自分の将来を他人や環境に委ねず、「自分で人生のハンドルを握る」ことが大切です。
目の前の勉強にしっかり取り組み、未来の自分を助け、支えていきましょう。
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